【初心者向け】釣りのマナーとルールについて!
今回は釣り初心者が釣りをする前に知っておいて欲しい釣りに関するマナーとルールについて紹介していきます。
釣りを初めたばかりの方やこれから釣りを初めようと考えている方にはぜひ知っておいて欲しいルールやマナーです。
釣りのルールやマナーを知っておけばトラブルも未然に防ぐことができます。
釣り場でのマナーやルール
釣り禁止や立ち入り禁止の場所で釣りをしない
当たり前のことですが釣り禁止の場所や立ち入り禁止の場所では釣りをしないでください。
そもそも釣り禁止になっている場所は釣り人のマナーが悪くて漁協の人が禁止措置をとっているからです。
漁港などは釣りの為に整備されている場所ではありません。漁師さんの仕事場で、漁港などで釣りができるのはあくまで黙認されているだけだからです。
立ち入り禁止の場所は、高波や滑りやすいなどの理由やSOLAS条約によって立ち入り禁止になっているからです。
ゴミは必ず持ち帰る
釣り場のゴミは必ず持ち帰るようにしよう。
できれば落ちているゴミも拾っておくようにしよう。
ゴミ問題は漁港などが釣り禁止になる大きな原因の1つであり、ゴミが風で海に落ちればウミガメなどの海洋生物が誤飲してしまい死んでしまうこともあります。
コマセなどで釣り場が汚れたら綺麗にする
コマセや魚の血などで釣り場が汚れてしまったら海水でしっかり流して次の釣り人が快適に釣りをできるようにしよう。
コマセや魚の血などが残っていると悪臭を放ち次に来る釣り人が不快なおもいをさせてしまいます。
停泊中の船に無断で乗り込まない
漁師の船に無断で乗り込むのは人の家に無断で侵入しているのと一緒です。
絶対に停泊中の船に無断で乗り込まないでください。
漁港で係留ロープや漁具などに仕掛けを引っかけたりしない
ロープなどに仕掛けが掛かってしまうと漁師の方がケガをするので船の近くで釣りをしないようにした方がいい。
また、漁具などには触らないようにしましょう。勝手に人の物を触られていい思いをする人はいません。
必ずライフジャケットを着用する
海に落水してしまう恐れがあるので必ずライフジャケットは着用しましょう。
自分は大丈夫だと思っていても急に体調が悪くなって落水したり、つまずいてしまって落水してしまうこともあります。
ライフジャケットを着用していれば落水による死亡事故のリスクをかなり減らすこともできます。
高級な竿やリールを買う前に自分の身を守る為のライフジャケットを購入しましょう。
駐車場所を守る
迷惑になるような駐車の仕方や私有地に勝手に駐車はしないようにしましょう。
周囲の釣り人に対するマナーやルール
先行者優先の原則を守る
基本的には釣り場では先行者が優先です。
朝早くから来たのに後から来た人がポイントに割り込まれたら誰でも嫌だと思います。
もし先行者の隣でやる場合はひと声かけてから確認をしましょう。
先行者が攻めているポイントに仕掛けをクロスさせないようにしよう
仕掛けやルアーを他人の釣り糸とクロスさせてしまいおまつりにならないようにしましょう。
クロスしてしまうのはいくつか原因があります。
- キャストに慣れていない
- 風の影響
- 潮流の影響
どれも初心者が無意識にやってしまいがちなことです。
初心者なので仕方ないことではあるので、もしクロスしてしまったら相手にちゃんと謝りましょう。だいたいの人は許してくれるでしょう。
隣の釣り人に一言挨拶してから釣りを始める
隣の釣り人に「おはようございます!隣で釣りしても大丈夫ですか?」と許可を取ってから釣りを始めよう。
釣り人に一言挨拶するだけでトラブルを回避することもでき、隣の人から情報を得られることもあります。
また、魚が掛かった時に隣の人がタモ入れを手伝ってくれたりしますよ。
隣の釣り座とは間隔をあけよう
隣の釣り座と近すぎると仕掛けがおまつりをする原因になります。
しかし、どの程度の間隔をあければよいのでしょうか?
正直なところ何メートルあけるとか決まりはありません。隣の人の性格や器によって変わりますし、お互いの釣り方によっても変わります。
隣の釣り人に挨拶するときに何釣りをするのかするのか伝えてこの場所で釣りしても大丈夫ですか?と聞けば大体了承を得ることができるでしょう。
隣の人から返事がなかったりした場合は、できるだけその釣り人の近いところでは釣りをやらないようにしましょう。
釣り場で騒がないようにしよう
警戒心の強い魚は陸上で人が騒ぐ魚が警戒して釣れなくなることがあるので釣り場では騒がないようにしましょう。
近くに民家がある場合も迷惑になるので騒がないようにしましょう。
魚が釣れて喜ぶのはいいけれど節度を持ちましょう。
キャストするときに周囲に人がいないか確認する
キャストする際は必ず周囲に人がいないことを確認してからキャストしよう。
後ろを通りすぎようとしている人がいたら必ず通り過ぎてからキャストしましょう。
通行人に仕掛けやルアーを掛けてしまいケガを負わせてしまうとトラブルになるので気を付けよう。
夜間にライトで海面を照らさない
夜間に不用意にライトで海面を照らすと警戒して魚が釣れなくなってしまうことがあるので注意しましょう。
夜間にライトで人を照らさない
ヘッドライトを人に向けるとかなり眩しいのでできるだけヘッドライトは下に向けておこう。
道具は邪魔にならないように置く
釣り竿やクーラーボックスなどの道具は通行人の邪魔にならないように置こう。
釣り竿は穂先を海側に出しておき通行人に踏まれないようにしておこう。
釣り竿を何本も出さない
狭い釣り場や釣り人が多い釣り場では1人で釣り竿を何本も出すのはやめよう!
誰も釣り人がいない場所などでは何本出しても迷惑にならないのでいいと思う。
竿を何本も出すとエサの交換も頻繁におこなわないといけないですし、同時にアタリがきたら1人で対処できないので自分が管理ができる本数を出しましょう。
参考
ウキ釣りなど手元の操作が必要な釣りなら1本
投げ釣りなどの置き竿スタイルの釣りなら2~3本ぐらい
魚へのマナー
小さい魚はリリースする
魚は有限な資源ということを覚えて欲しい。
成長すれば大きくなる魚で小さい魚はできればリリースしよう。
ただ、釣った際に魚が弱っていてリリースしても死んでしまいそうなら食べてあげよう。
食べない魚はリリースする
釣りすぎて食べきれない魚はリリースしましょう。
フグや毒魚などの外道が釣れたとしても釣り場に放置することはやめましょう。
放置された魚は腐って悪臭を放ち釣り人や近隣住民の方が不快になります。
リリースする魚はできるだけ素手で触らないようにする
魚をリリースする時は魚体に触れないようにしよう。
人の手の温度と魚の温度が異なるため素手で触ってしまうと魚がやけどをしてしまう可能性があるので魚を素手では触らないようにしましょう。
魚をリリースする時はフィッシュグリップとフィッシュホルダーを使用しましょう。
フィッシュグリップは魚の下あごを掴むタイプで、大きい魚や口の大きな魚に使用します。
フィッシュホルダーは魚の魚体を直接掴むタイプで、小さい魚や口の小さい魚に使用します。
まとめ
今回釣りのマナーやルールについて紹介していったがまだまだ釣りに関するマナーやルールはあると思うので今後リライトしていこうと思います。
釣りのマナーやルールは基本的に当たり前のことばかりなのでみなさんぜひ守っていきましょう。