グレ針とチヌ針の違いについて解説!
私が釣りを初めたばかりの頃は針は適当に選んでやっていました。
しかし釣りが上手な人は針にこだわっている方が多く、針ひとつで釣果も変わってきます。
そこで今回はグレ針とチヌ針の違いについて解説していきたいと思います。
目次
グレ針の特徴
- チヌ針と比べると針のサイズが小さい
- 軸が短い
チヌ針と比べると針のサイズが小さい
グレ針がチヌ針に比べると針が小さいです。
これはグレとチヌの口の大きさが違うからです。
グレの方が口は小さいです。
大きい針だと魚の吸い込みが悪くなったり、針が口に入っても魚に違和感を与えてしまいすぐに吐き出してしまうことがあります。
なので、グレ針はチヌ針と比べると針が小さくなっているのです。
軸が短い
グレ針の軸が短い理由は、魚が吸い込みやすいようにするためです。
先ほども説明したが、グレは口が小さいため軸が長いと魚の吸い込みが悪くなるのです。
チヌ針の特徴
- グレ針と比べると針のサイズが大きい
- 軸が細くて長い
- ヒネリが入っている物が多い
グレ針と比べると針のサイズが大きい
チヌ針がグレ針に比べると針が大きいです。
これはチヌとグレの口の大きさが違うためで、チヌの方が口が大きくて硬いです。
軸が細くて長い
軸が細くて長いと貫通力が上がります。チヌは口が硬いため貫通力を上げるために細軸で長軸の針は多くなっています。
ヒネリが入っている物が多い
チヌ針はヒネリが入っている物が多いです。
ヒネリとは針の軸に対して針先がひねられている針のことです。
ヒネリが入っていることで魚の口の中に入っている時に針が掛かりやすくなったり、歯に当たった時に針先が滑って口に掛かりやすいというメリットがある。
しかし、ヒネリが入っていると貫通力が低下します。
針先と軸がずれているので糸を引っ張った時に力が他の方向に逃げるので貫通力が低下してしまうのです。
他にも針先が曲がっているので餌が安定せず不自然な動きをすることもあります。
釣り針の色の種類
銀色
釣り針の基本的な色です。
銀色から釣りを始めて活性が高い時は黒色に交換したり、逆に活性が低い時はアピール力がある金色に変更したりします。
黒色
黒色の釣り針は光を反射しにくく目立ちづらいので警戒心の強い魚に対して効果的である。エサ取りが多い時に使用したりする。
金色
金色の釣り針は光を反射し海中でギラギラし目立ちます。魚の活性が低い時に使用します。
ただ、金色の針は他の釣り針と比べるとサビやすいです。
ピンク色
ピンク色の釣り針はオキアミと同化するので魚の警戒心を与えにくいです。
魚につけ餌がバレていると感じた時に使用します。
針の号数の選び方
- 狙う魚の大きさで決める
- その日の魚の活性で決める
- エサの大きさで決める
狙う魚の大きさで決める
グレ針:30㎝以下の魚なら2〜5号を目安に!
30〜40㎝の魚なら5〜6号を目安に!
40㎝以上なら7号以上を選ぶといいでしょう。
チヌ針:30〜40㎝の魚なら2〜3号を目安に!
40㎝以上の魚なら4号以上を選ぶといいでしょう。
※あくまで目安です。
その日の魚の活性で決める
同じ釣り場であっても日によって潮も違い魚の活性も変わってきます。
魚の食いが悪く活性が悪い時は針の号数を落とすことで釣果が変わってきます。
エサの大きさで決める
グレ針:オキアミのSサイズなら3〜5号を目安に!
オキアミのMサイズなら6〜8号を目安に!
オキアミのLサイズなら9号以上を選ぶといいでしょう。
チヌ針:オキアミのSサイズなら0.1〜0.5号を目安に!
オキアミのMサイズなら1〜3号を目安に!
オキアミのLサイズなら4~5号を選ぶといいでしょう。
※あくまで目安です。
おすすめのグレ針
がまかつ 掛かりすぎ口太
貫通性能が高く軽量なグレ針です。
迷ったらこの針を買えば間違いないです。
OWNER 身軽グレ
オーナーのグレ針で最軽量の針です。
軽量な為、撒き餌との同調する時間を長くとることができます。
おすすめのチヌ針
がまかつ 掛かりすぎチヌ
軽量なチヌ針でエサを自然に流し違和感なく食わせやすいチヌ針です。
がまかつ ファインチヌ
細軸軽量モデルで刺し餌を自然に沈下させることができます。
細軸なので貫通力も高い針となっています。