【激安】自作加工オキアミの作り方!エサ代節約術(ハード加工)(半ボイル)

【激安】加工オキアミの作り方

加工オキアミとは

加工オキアミとは、餌持ちを良くさせる為に加工したものや集魚効果を上げるために色や臭いなどをつけ加工したものです。

加工オキアミのメリット

  • 餌持ちが良い
  • 解凍しなくてもすぐに使える
  • 変色しない(生オキアミだと黒変する)
  • 再冷凍しても使える
  • 生のオキアミに比べると臭いが少ない
  • 自作すると安い

加工オキアミのデメリット

  • ベタつく
  • 市販の物はちょっと高い

加工オキアミに必要な材料

  • 生オキアミ
  • 本みりん
  • 砂糖
  • 味の素(うまみ調味料)

生オキアミ

生のオキアミ3kg

今回使用したのは、生オキアミ8切のLサイズを使用しました。(約3㎏)

加工オキアミを作る際は、加工すると水分が抜けてサイズが少し小さくなるのでいつも使うサイズより大きいサイズの物を選びましょう。

量が多いと冷蔵庫のスペースを取ったり作るのが大変になるので注意!

本みりん

本みりん

今回は本みりんを使用しているが、みりんタイプ調味料でもOK

砂糖

砂糖1kg

砂糖はグラニュー糖や上白糖どちらでもOK

オキアミの水分を抜く為や不凍加工する為に使います。

味の素(うまみ調味料)

味の素(うま味調味料)1kg

とにかく安いやつを選ぼう!

ベタつきを軽減する為に使用する。

加工オキアミの作り方(ハード加工)

  1. 生オキアミを冷蔵庫で解凍(24時間)
  2. オキアミの汁を切る(20~30分)
  3. オキアミをみりんに漬ける
  4. 水分を切る(20~30分)
  5. オキアミに砂糖をまぶす
  6. ザルに入れて冷蔵庫で寝かせる(6時間~)
  7. オキアミの尻尾を切る&選別
  8. オキアミに味の素をまぶす
  9. 冷蔵庫で寝かせる(6時間~)
  10. 容器に入れて冷凍庫で保存

生オキアミを冷蔵庫で解凍(24時間)

生のオキアミの解凍

生のオキアミは常温で解凍すると黒変することがあるので冷蔵庫で24時間程度解凍する。

袋に穴が空いている可能性があるので念のためバットに入れて解凍してます。

オキアミの汁を切る(20~30分)

オキアミの汁を切る

オキアミをザルに入れてオキアミの汁を切る。(約20~30分)

オキアミの汁はペットボトルなどに入れて取っておくと撒き餌に混ぜて使うこともできます。

オキアミをみりんに漬ける(6時間)

オキアミをみりんに漬ける

オキアミをバットなどに入れみりんに漬けて、冷蔵庫で6時間程度漬けておく。

冷蔵庫臭くなるかもしれないのでラップをしています。

みりんに漬けることによりオキアミの水分が抜けたり、腐敗防止や臭い取りになる。

オキアミに色を付けたい場合は、このタイミングで食紅を入れてオキアミに色を付けます。

水分を切る(20~30分)

ザルを使ってオキアミの水分を切ります。(約20~30分)

オキアミに砂糖をまぶす

オキアミに砂糖をまぶす

次にオキアミをバットなどに入れて砂糖をまぶしていきます。

砂糖をまぶすことにより浸透圧でオキアミの水分を抜いたり、凍りにくくすることができます。

ザルに入れて冷蔵庫で寝かせる(6時間~)

オキアミをザルに入れる

砂糖をまぶしたオキアミをザルに入れてラップをして冷蔵庫で6時間ほど寝かせます。

砂糖をまぶしているのでオキアミから水分が出てきます。

オキアミの尻尾を切る&選別

オキアミは針に付ける時に尻尾は取るのでこの時点で尻尾を切ると釣行中に尻尾を取らずにすむのでスムーズに針に付けることができる。ただ、量が多いのでかなり時間がかかります。

針に付けられないほどのオキアミがあればここで省いておく。

めんどくさい方はこの工程はとばしてもOK

オキアミに味の素をまぶす

オキアミに味の素をまぶす

オキアミに味の素をまんべんなくまぶします。

味の素をまぶすことでオキアミのベタつきを軽減することができます。

冷蔵庫で寝かせる(6時間~)

ザルにオキアミを入れてラップをして6時間程冷蔵庫で寝かせる。

容器に入れて冷凍庫で保存

タッパーに入れて冷凍

ジップロックやタッパーなどの容器にオキアミを入れて冷凍庫で保存したら完了です。

1年ぐらい冷凍庫で保存してもオキアミが劣化することはありませんでした。

加工オキアミのアレンジ

加工オキアミV9の作り方

V9をふるいにかける

集魚剤の「グレパワーV9」をふるいに入れて固形物と粉に分ける。

V9の粉だけをオキアミにかける

粉を加工オキアミにかければ完成!

ただの加工オキアミよりは集魚力もUPしてる気がする。

あと、V9をかけることでオキアミの色が赤っぽくなるので赤い集魚剤と同調させることができます。

今回は集魚剤の「グレパワーV9」をかけているが、自分の好きな集魚剤をかけてアレンジしてもOK

半ボイルの作り方

オキアミにお湯をかけて半ボイルを作る

ザルにオキアミを入れて沸騰したお湯をかける。(オキアミが白っぽくなればOK)

オキアミの水分をしっかり切ってから冷凍庫で保存する。

注意点:臭いがきついので作る時は換気扇をつけてやりましょう。

自作加工オキアミと市販加工オキアミの価格比較

市販加工オキアミの量と価格

今回比較する市販加工オキアミは「生イキくん

商品名重量価格
生イキくん76g390円

自作加工オキアミの材料価格

商品名重量価格
生オキアミ3kg1,050円
みりん1.8ℓ594円
味の素(うまみ調味料)1kg462円
砂糖1kg226円
合計 2,332円

完成した自作加工オキアミの重量は1747g

自作・市販加工オキアミの比較

商品名価格重量100gあたりの価格
自作加工オキアミ2,332円1747g133.49円
生イキくん390円76g513.16円

自作加工オキアミだと100gあたり約134円で作ることができます。

しかも、今回味の素と砂糖は半分ぐらい余っているので次作る時はさらに安く作ることができます。

まとめ

市販の加工オキアミだと100gあたり約514円かかります。自作加工オキアミであれば100gあたり約134円で作れるのでかなりエサ代を節約することができます。

今回は生のオキアミ3kgでやっていますが、正直なところかなりの量があるので作るのが大変だし冷蔵庫のスペースをかなり取るので、もしみなさんがやるなら生のオキアミの1.5kgぐらいで作った方がいいかもしれません。

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